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Supporting Member

サポートメンバーとは、メメントCの舞台に演出や客演など重要な役割を担っているアーティスト、テクニカルスタッフです。

 

藤井ごう

Go Fujii
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1974年生まれ 演出家・劇作家 R-vive主宰

「人の心」に焦点をあてる繊細で緻密な側面を持ちながら、大胆さを兼ね備えた演出に定評があり、小劇場から新劇、ミュージカルとジャンルを選ばない。高瀬久男(文学座)に師事。また俳優養成所・大学講師や、プロレッスン、ワークショップコーチなど、その活動は多岐に渡る。桜美林大学非常勤講師。

燐光群「カムアウト2016←→1989」(坂手洋二作)・青年劇場「郡上の立百姓」(こばやしひろし作)・椿組+親八会「海ゆかば水浸く屍」(別役実作)の三作の演出で毎日芸術賞第19回千田是也賞。メメントC「ダム」で文化庁芸術祭優秀賞受賞。「太平洋食堂」は初演より演出を担う。他に、嶽本戯曲「かくも碧き海―風のように」(主催:劇団椿組)も演出。

最近作に大阪劇団協議会「民衆の敵」(原作:ヘンリック・イプセン)・エーシーオー沖縄「Gauche~フェンスのむこう~」(脚本・演出)・劇団銅鑼「チムドンドン~夜の学校のはなし~」(作・山谷典子)など。

エーシーオー沖縄「島口説」(作・謝名元慶福)・親八会朗読劇「父と暮せば」(作・井上ひさし)全国巡演中。

 

 

 

 

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清田正浩

Masahiro Kiyota
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熊本市出身

フリーランスの俳優として活動

メメントCには2011年よりほぼ全ての舞台に参加、確かで冷徹な存在感や、セリフ術で重要な役を務めている。

メメントCでの主な出演「第6病棟」「ともしび」「クララ・ジェスフィールド公園で」「太平洋食堂」「ダム」「南京」「安全区」「高代覚書」。

その他

 「洞窟」(嶋津与志作/藤井ごう演出)

 「密航者」(嶋津与志作/眞鍋卓嗣演出)

 「はてしない物語」~オキナワでゴドーを待ちながら~(サミュエル・ベケット作/藤井ごう演出)

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なかええみ

Emi Nakae
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身体表現パフォーマー/ 役者・舞踊家・劇作・制作

自ら取材をし、物語を書いて演ずる活動をしている。身体を使った表現を行う。常に感覚に似合った身体を探求し役の者として表現している。

創作テーマは「身体感覚」と「歌舞(うたまい)」。

自分の感覚と他者の感覚の共有。古来から続く歌舞を中心とした作品を作っている。

古典を基にした作品を現代に調和させ、今の私たちの感性につなぐこと。さらに、古典に潜む感覚(気配)を、伝えたいと、挑戦している。

そして常に、未来の生命の希望につながる感覚を探す。

代表作は日本の古典を基にした『海女』『よろぼし~手湯と草~』。他、『草と土と』『衣』など。

他、俳優、舞踊家として、多数の映像·舞台にも出演している。メメントC『女人往生環Ⅱ』パターチャーラーでは、タイトルロールを勤め、その極めて高い身体能力での乱舞、繊細な所作を用いたダンス・シークエンスによる圧倒的な表現力で、観客を魅了した。

 

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井桁裕子

Hiroko Igeta

 

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造形美術家

武蔵野美術大学卒業後、デザイン会社に勤務。大学在学中から球体関節人形を制作、2004年にデザイン会社を退職後、作家活動を本格的に開始する。和紙による張り子や桐塑などの技法を四谷シモンに学ぶ。現実に出会った人物をモデルにして制作する事をライフワークとしつつ、陶芸などによる表現を模索して今に至る。

メメントCには、2019年の女人往生環「韋提希」でアジャセ王子像を製作、舞台の重要なキャラクターとして稀有な存在感を示した。その後も、東京都アートにエール「令和方丈記」映像作品にも参加。2021年の「私の心にそっと触れて」では、フライヤーのメイン・ビジュアルを提供した。

東京2020パラリンピック文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」に《片脚で立つ森田かずよの肖像》が森田かずよさんとともに参加し、様々なフィールドで人形造形作家としての活躍の場を広げている。

 

青山友子

Tomoko Aoyama

 

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オーストラリアのブリスベンにあるクイーンズランド大学で日本・日本文学を教え、2021年に退官、その後も同大学の名誉准教授として研究、翻訳、院生指導を続ける。

近・現代日本文学(およびマンガ)における<食>、パロディ、インターテクスチュアリティ、ジェンダー、笑い、老いなどについて多数の論文を主として英語で発表している。

単著に『日本文学の食を読む』(ハワイ大学出版2008年)共編著に『少女が少女を読む日本文学』(バーバラ・ハートリーと共編2010年)、『現代日本の家族の形態』(ローラ・デイルズとロミット・ダスグプタとの共編2015年)がある。

また、金井美恵子の小説『少女日和(インディアン・サマー)』『タマや』をはじめ、日本語で書かれた小説、評論、戯曲、エッセイ、詩の翻訳もしている。

She taught Japanese language and literature at the University of Queensland until her retirement in 2021. She is currently an Honorary Associate Professor at the same university.

Her research focuses on representations of food, cooking and eating in modern/contemporary Japanese literature and manga; parody and intertexutality; gender, humor and ageing.

She is the author of Reading Food in Modern Japanese Literature (University of Hawaii Press, 2008) and many other articles and book chapters.

She has edited Girl Reading Girl in Japan (Routledge, with Barbara Hartley, 2010) and Configurations of Family in Contemporary Japan (Routledge, with Laura Dales and Romit Dasgupta, 2015).

She has also translated two novels by Kanai Mieko (Indian Summer and Oh, Tama!) and other works of fiction, criticism, drama, poetry and essays.

 

バーバラ・ハートリー

Barbara Hartley

バーバラ・ハートリーは現在クイーンズランド大学の名誉シニア・レクチャラーである。近・現代日本の少女・女性について、特に文学研究の文脈で数多くの論文を発表してきた。また、近・現代日本文学及び映像・視覚芸術におけるアジアとアジア女性の表象についても研究している。最近の論文には、「是枝裕和『空気人形』における間テクスト性、セックス、うつろな生」(『オーストラレーシアポピュラー・カルチャー研究』誌2021年 第10巻1号に掲載)および「多和田葉子の『雪の練習生』における亡命という幻想空間」(Mina Qiao 編の現代日本文学のファンタジーと空間についての論文集2022年刊に収録)。翻訳も数々。最近では、青山友子と嶽本あゆ美『女人往生環』を共訳したほか、久米依子の少女小説の生成史論を翻訳している。

Barbara Hartley is currently an honorary Senior Lecturer with the University of Queensland who has published extensively on issues related to girls and women in modern Japan, particularly in a literary studies context. She also researches representations of Asia and Asian women in modern Japanese narrative and visual material. Her recent publications include “Intertextuality, Sex, and the Hollow Life in Kore’eda Hirokazu’s Air Doll” in Vol. 10, No. 1 (2021) of the Australasian Journal of Popular Culture, and “The Fantastical Space of Exile in Tawada Yōko’s Memoirs of a Polar Bear” in a 2022 collection on fantasy and space in contemporary Japanese literature edited by Mina Qiao. She has worked on a range of translation projects and, in addition to working with Tomoko Aoyama on the translation of Dakemoto Ayumi’s Nyonin ōjōkan, recently produced an English translation of an essay by Kume Yoriko on historical developments in girls’ novels.

 

藤木直実

Naomi Fujiki

 

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法政大学・法政大学大学院兼任講師、大妻女子大学・二松学舎大学・日本女子大学非常勤講師。日本近代文学・ジェンダー論専攻。森鷗外記念会評議員、昭和文学会幹事、ジェンダー史学会理事。主要研究対象は森鷗外のほか、樋口一葉、与謝野晶子など明治の作家から川上未映子など現代までの女性作家。ジェンダーの観点から演劇やアートや絵本に関する論考も執筆。

著書に『〈妊婦〉アート論』『日本文学の「女性性」』『女学生とジェンダー』『昭和後期女性文学論』など。2017年の女人往生環、2019年の女人往生環Ⅱでは、パンフレットへの寄稿とアフタートークに登壇して参加している。

著作リンク

 

泉邦昭

Kuniaki Izumi

 

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2003年より3D変換技術の開発に携わるとともに3Dの普及活動を続け、3Dコンソーシアム事務局長、立体映像産業推進協議会運営委員、超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム事務局次長、総務省情報通信審議会WGオブザーバー、日本人間工学会3Dディスプレイ標準化委員会委員を歴任し、2009年にハリウッドで3D変換会社StereoD社を設立し、アバター、タイタニック、アベンジャーズ、スターウォーズなど多くのハリウッド3D映画の制作に携わり、帰国後、新しいエンターテインメントビジネスを創出するためStageVRを提唱。コンサートや舞台のワンマンオペレーション可能な高精細マルチカメラによる配信システムを開発するとともに、自ら、撮影、編集、プログラミングを行い、新しいイマーシブコンテンツビジネスの創出を目指している。このホームページの制作、運営を担当している。

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